「その日、ひょっとしたら、運命の人と出会えるかもしれないじゃない。その運命のためにも、できるだけかわいくあるべきだわ」
ココ・シャネル
今回は遺伝と恋愛能力について。
あなたは
「モテないのは遺伝なんだから
いまさら努力してもモテる男になんか
なれるわけない」と
考えてしまうことはありませんか?
今回の記事を読んでもらえれば
その答えがわかります。
そして
ちょっと前向きになって
もらえると思います。
「遺伝子ガチャ」
「親ガチャ」
近頃は
ネットでこんな言葉が
散見されます。
これは
遺伝子研究が進んだから
こその言葉だと思います。
でもなんか
さみしい言葉ですね。
自分自身の
努力や成長を
否定しまっているような、、
遺伝を言い訳に
努力を拒絶して
しまっているような、、
そんな感じがます。
では
モテるためには
先天的な遺伝の影響が大きいのか?
後天的な努力の影響が大きいのか?
今回はこの問題を
「行動遺伝子学」に基づいて
説明していきます。
・今から努力してもモテるようになんかならないんじゃないのか
「行動遺伝子学」では
単に顔や身長、体系だけでなく
知能を含む人間の能力やパーソナリティも
遺伝の影響があるということがわかっています。
僕の講習は
人間的な成長がメインなので
内面にフォーカスしてる
行動遺伝子学は
非常に親和性が高い研究です。
「行動遺伝子学」とは
どんなものなのか?
それでは
早速はじめていきます。
行動遺伝学とはなにか?
「行動遺伝子学」とは
人と人との違いを
遺伝による影響と環境による影響とに
分割して調査する科学研究の分野です。
遺伝なのか、環境なのか、、
実はこれもう研究で
答えが出てるんですよ。
まず最初に
2000年に
行動遺伝学者エリック・タークハイマーが
発表した3原則を見てみましょう。
第一原則:ヒトの行動特性はすべて遺伝的である
第二原則:同じ家族で育てられた影響は遺伝子の影響より小さい
第三原則:複雑なヒトの行動特性のばらつきのかなりの部分が遺伝子や家族では説明できない
この第一原則、第二原則を
見てしまうと
「ほら、やっぱ遺伝の影響が
大きいんじゃん」と
思われてしまうかもしれません。
ただこの「行動遺伝子学」というのは
「遺伝決定論」ではありません。
注目したいのは第三原則。
「行動特性のばらつきのかなりの部分が
遺伝子や家族では説明できない」
とのこと。
パーソナリティには遺伝と子育て以外の
何かが強く影響しているということです。
ここに
恋愛能力を向上させるための
ヒントが隠されています。
では
僕たちの能力は
どれくらい遺伝と環境の
影響を受けているのでしょう。
遺伝なのか、環境なのか
はい、このデータが
答えです。
ざっくりの数字でまとめると
・環境の影響:約50%
つまり、
半分は先天的な影響
半分は後天的な影響
ということになります。
これが答えです。
このデータのソースは
以下のものなので
信憑性の高いものと
思っていただいてよいです。
・パーソナリティ(性格)、能力、社会行動、精神疾患における遺伝率、共有環境、非共有環境の影響を推計したもの
ちょっと横軸の意味を
説明します。
遺伝率:遺伝の影響。
共有環境:
兄弟が同じ影響を受ける環境のこと。
主に親の子育て。
非共有環境:
兄弟が異なる影響を受ける環境のこと
家庭内では兄・弟、男女の違い
家庭外では友達、SNS、職場の環境など
こんな感じです。
ざっと見ると
ほとんどの項目で
遺伝と非共有環境の影響が
圧倒的に大きいですね。
そして、
共有環境の影響はほとんどない。
自分がモテないことを
親の子育てのせいにしてる人もいると思うけど
これ見ると家庭内の子育て環境なんて
ほとんど関係ないということですね。
恋愛活動に影響しそうな
項目としては
行動とコミュニケーションによる部分なので
このあたりですかね。
・インフォーマルな社会関係
・基礎的な人間関係
・パーソナリティ障害
・感情の不安定性
・行動障害
・その他の不安障害
・恐怖不安障害
・多動障害
・思春期の感情、行動障害
・ストレスと適応障害
・強迫神経症
・情緒障害
・広範囲の発達障害
・双極性障害
この項目に絞って
見ていきます。
その中で
以下の2項目は
共有環境の影響が大きいけど
これは幼少期の虐待などの影響らしいので
これらも例外的ですね。
・基礎的な人間関係
ということはですよ。
前述したとおり
・遺伝の影響:約50%
・環境の影響:約50%
さらに
環境の中でも
非共有環境の影響は19〜67%
です。
自分次第で
変えられる部分
めっちゃありそうですよね。
この事実が
理解できただけでも
めちゃくちゃ価値の
あることだと思いませんか?
コントロールできるものとできないもの
上記グラフでわかることは
コントロールできるものと
できないものがある
ということです。
・共有環境→コントロール不可能
・非共有環境→コントロール可能
遺伝や、家庭環境は
どんなに抗っても
自分の力で変えることはできないですよね。
でも非共有環境については
社会人であれば
自力で変えることができます。
自力で改善を行える部分が
19〜67%もあるということです。
これが冒頭に記載した
後天的な努力で改善できるのかという
答えになります。
今まで
恋愛がうまくいかないことを
すべて遺伝や親の子育てのせいに
してしまっていた人にとっては
衝撃的な事実ですよね。
努力次第で
大幅に向上できる能力は
たくさんあるということなんです。
そのための
環境を選択するのは
自分自身です。
モテる男になるために
引越しが必要なら
引越せばいいんです。
モテる男になるために
転職が必要なら
転職すればいいんです。
モテる男になるために
恋愛講習が必要なら
恋愛講習を受講すればいいんです。
自分の運命は
自分で切り開いていけるんです。
これは科学が証明した
紛れもない事実です。
パーソナリティに合わせた恋愛能力を向上させよう
3D render of a medical background with DNA strands
とはいえ
遺伝の影響は50%なので
決して無視できる数字ではありません。
ことあるごとに
自分の意思とは関係なく
行動が遺伝に支配されてしまう
ということは多くあるでしょう。
そして僕は
「男なら誰でも美女を抱けるようになる」
なんていう無責任なことは
言いません。
ただ、僕は
この「不都合な事実」を
ちゃんと「事実」として捉えて
改善できることだけに
目を向けていくことが
重要だと思います。
当たり前ですが
パーソナリティは
人によって大きく異なります。
遺伝の部分は
いわばトランプで配られた
手持ちのカードです。
このカードをどう使って
戦うのか?
これが恋愛を攻略するために
必要な考え方です。
だからこそ
恋愛能力も
パーソナリティに合わせて
伸ばしていく必要があるんです。
長期的な人間関係の構築が
苦手な人もいれば、
恐怖心があって相手の目を見て
話せない人もいます。
それぞれ改善すべき
能力は異なっているということです。
まずは自分をしっかりと
受け止めて
自分にあった能力向上を
行っていくことが大事なんです。
バル恋愛講習について
以上の科学的根拠をもとに
僕は講習生と向き合う時は
一人一人の
パーソナリティを見極めて
講習を行っています。
指示する内容も
個別で異なります。
だからこそ
他の恋愛講習で結果が出なかった人でも
僕の講習で成果が出せているんだと思います。
僕の講習は
非共有環境そのものです。
発達心理学者の
ジュディス・リッチ・ハリスは
子供の人格形成に決定的なのは
「友だち集団内の地位争い(キャラ作り)
であり子育ての努力には意味がない」
と言っています。
僕のところに相談にくる方は
美女を抱くという恋愛ノウハウを
知らないといういう前に
幼少期の友だちとの人間関係において
人格形成が未熟な人も多くいます。
でも、だったら
それを恋愛講習で補えば
いいんです。
それこそが
恋愛講習の価値だと思っています。
ノウハウなんかよりも
ずっとずっと価値があると思っています。
僕はいつもこう主張しています。
今この記事をまとめていて
それは間違いなかったと思っています。
そして一部を変えるだけでは
意味がありません。
生活全部を変えていく
必要があります。
人間そのものを
変えられるだけ変えていく
必要があります。
だから
バル恋愛講習では
仕事以外の時間を
すべて恋愛能力向上のための
時間として使ってもらっています。
そういうカリキュラムを
組んでいます。
人間は
生まれ落ちた瞬間に
すべてが決まっているわけではないんです。
自分で環境を変えて
成長するという
選択肢が残されているんです。
僕もそうやって
成長してきました。
そして今では
その環境を提供する側の
人間になることができました。
一人では決して気づけないことも
僕と一緒なら気づけます。
決してたどり着けない場所へも
僕と一緒ならたどり着けます。
コーチがいるからこそ
見える景色があります。
この記事を読んで
少しでも感じることがあれば
行動に移してみてください。
行動に移せる人だけが
「美女を抱く」という
世界線に立つことができます。
この記事があなたの
原動力の一助になれば
僕もうれしいです。
運命の美女と出会うその時までに
できることはすべて
やっておきましょう。
ということで
今回は以上です。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
P.S.
記事の内容に
共感や賛否あると思いますので
ご意見あればぜひください。
バル
遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である
無理ゲー社会
※アフィリリンクではありません。